ネットで商品を売りたい!おすすめサービスを紹介

前回はざっくりと、ネットで商品を売ろうとした時によく聞く言葉について書きました。
今回はいろいろと調べている時に気になったサービスがいくつかあったので、実際に使ってみた感想入れつつ、紹介したいと思います!
軽くおさらい
おさらいで簡単に図にしてみました。

こんな感じでしょうか。
オンデマンド販売サービスは工場のイメージで、連携したネットショップに商品を出品することができます。
ネットショップに訪れたお客さんが商品を買ってくれると、オンデマンド販売サービスがその時にその分だけ、商品を作成してくれて発送してくれます。
そして、この流れを作るために、自分はオンデマンド販売サービスに商品のデザインを渡しておく必要があり、ネットショップでの商品や決済などの設定を行わないといけません。
では、実際にいくつかのサービスを紹介していきます!
Printful
こちらはオンデマンド販売サービスです。こちらのサービスを使うことで、自分の絵(デジタルデータ)をTシャツやステッカー、スマホケースなどに印刷して商品を作ることができます。実際に商品が売れるまでお金がかからないので、気軽に試せていいかと思います。
他の類似のサービスと比較して、1番いいなと思ったのは、原価が安いことかと思いました。
例えば、安価なベーシックなTシャツだと、片面プリント(前面か背面のどちらかのプリント)で1100円といった具合でした。
両面プリント(前面と背面の両方にプリント)だと料金が変わってくるようなので、注意です。
また、印刷の拠点が世界中にあるようですが、拠点によって作成できる商品が異なるようです。
ある商品では、注文から届く日数が6営業日でしたが、別のものでは、12営業日とありました。
注文した商品が届け先の近くの拠点で作成可能なら早く届くそうですね。
商品の詳細が書かれたページで、特定の地域に届けるのに何日かかるか確認できるので、こちらを見ておくといいかもしれないですね。
あとは、連携先のネットショップがいっぱいあるのもいいですね。BASE、Stores、Shopifyなどの有名なところもあれば、ちょっと聞いたことのないようなネットショップもありました。
ちなみに、APIも公開しているので、Webサイトをつくるのが得意な人はネットショップを提供してくれるサービスを使わなくてもPrintfulで作成した商品を売ることが出来そうです。少しドキュメントを見たところ、作成した商品の情報取得や商品の注文といったものがありそうでした。ですが、決済の仕組みはないので、ここは注意が必要そうです。
BASE
こちらはネットショップを提供するサービスです。登録するプランによっては、こちらも実際に商品が売れるまでお金がかからないので、気軽に試せていいかと思います。
私はショップの開設からPrintfulとの連携までを試してみましたが、操作に戸惑うことはなく、簡単に行うことが出来ました。
また、個人的にはショップの見た目をどれくら変更出来るか気になっていたのですが、初めて使う人でも、ある程度は簡単に変更出来そうです。テンプレートを使って、ガラッと見た目を変えることも出来ますし、ショップ内の部品や見た目を管理者の画面から簡単な操作で変更することも出来ます。
そこで、Webサイトを作るのが得意な人はHTMLやCSSを書き換えることで見た目を変更出来ないか気になるでしょう。
その点は、一応、安心して下さい。ちゃんといじれるようになってました。
具体的には、BASEの管理者の画面でHTML・CSSを変更するための画面を開くことができ、そこで変更したものがすぐさま反映される形になっています。
ですが、これがちょっとやりづらいですね。BASE独自のルール(独自の記法やお問い合わせなどを絶対に表示させるようなど)があったり、HTMLとCSSで一枚になっていたりと決して変更しやすいとは言えなかったですね。
とはいえ、簡単に手っ取り早くネットショップを作るにはもってこいだと思います。上記に書いたこと以外にも色々と便利機能やサポートもあるようですし。
ここまで調べてくると、「そういえば、オンデマンド販売サービスとネットショップを一つにまとめたものってないのか?」って思うはず。少なくとも私は思いました。笑
そこで、最後に1つあるサービスを紹介します。その名はSUZURI!!
SUZURI
こちらはオンデマンド販売サービスとネットショップを提供するサービスの二つを足したようなサービスです。
自分の描いた絵(デジタルデータ)を使って、Tシャツやステッカー、スマホケースなどさまざまな商品を作ることができ、これらの商品をそのままオンラインショップで販売することができます。その上、オンデマンド販売にもなっています。
なので、こちらのサービスでアカウントを作成して、自分の描いた絵などのデータを使ってTシャツを作るともう自動的にショップが出来ていて、勝手に商品が並んでいる感じです。
そのため、上記にあったようなPrintful(オンデマンド販売サービス)やBASE(ネットショップ)の連携が不要になってます。
「ん?そしたら、もうSUZURI最強じゃん!」とか思うでしょう。
が、しかし、そんな単純なことではなかったです。欠点はありました。
まず、原価が高いということに気がつきました。
SUZURIで作成できるTシャツとPrintfulであったような同じようなTシャツで比較してみると、けっこう原価が違います。
例えば、両方で一番安いスタンダートなTシャツで比較してみます。
Printfulでは、片面プリントで1100円でした。
一方、SUZURIでは、片面プリントで2816円でした。
(Tシャツやプリントの質など細かい箇所まで比較できている訳ではありませんが)
あとは、ショップのカスタマイズはほぼ出来ないということも気になりました。
BASEではショップの見た目をある程度自由に変更することができましたが、SUZURIではほぼ見た目を変更することはできません。
出来るのは、ショップ名とショップのアイコンぐらいのようです。
とはいえ、こちらも簡単に手っ取り早く自分の描いた絵で商品を作るにはもってこいだと思います。SUZURIの場合はオンデマンド販売サービスとネットショップの連携も必要ありませんし。
まとめ
結局、自分にあったものを自分で考えて選ぶのがいいですね!
今回は一例として、いくつかのサービスを上げましたが、世の中には他にも色々なサービスがあります。
比較するにも大変ですが、自分がどうしたいのか何をしたいのかを考えて使うサービスを決めていくしかなさそうです。
また、サービスを使う前には、詳しい情報を必ずご自身で確認してくださいね。